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Author:hortensia
花男にはまって幾星霜…
いつまで経っても、自分の中の花男Loveが治まりません。
コミックは類派!
二次は総二郎派!(笑)
総×つくメインですが、類×つく、あき×つくも、ちょっとずつUPしています!
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最新更新情報とキリ番のお知らせ

最新のお話の更新は
Call my name 22」(10/16)
です。

次のアクセスカウンターのキリ番は7777777番を予定しております。
踏まれた方はご一報下さいませ♪
何かイイことあるかも?( *´艸`)


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Call my name 22

一体いつまで続くのか?とうんざりさせられていた残暑は、非常に強い勢力に発達したという台風の訪れでやっと終わりが来たようだった。
嵐の翌朝、窓を開けて見渡した台風一過の庭は風雨のせいで酷く荒れていたが、空気はうだるような暑さではなく、清々しく涼しいものに入れ替わっている。
秋の気配を感じて、心のどこかでほっとした自分がいた。

夏が終わったと言っても、まだ紅葉もしていない西門の庭。
その中でひっそりと花開いたのは青い竜胆で、それを見て更なる秋の訪れを感じたのは俺だけではなかったようだ。
牧野が庭の片隅で小さな身体をもっと小さく丸くして屈みながら、そっと花を愛でている。
その姿が微笑ましくて、つい近付いて背後から声を掛けた。

「今日は晴れて良かったな。いい天気だ。」

俺の声に慌てて立ち上がって振り返り、頭を下げた牧野。

「総二郎先生・・・、失礼しました。」
「別に構わない。
俺は偶々通りかかっただけなんだから。
週末は大寄せだったから疲れたんじゃないか?
お前も今日の午後は自由にしていいはずだったよな?」
「はい・・・、そうです。
お休みを頂きありがとうございます。」

休んでいいはずの時間なんだから、そんなに畏まらなくていいのに。
でも牧野からすれば、俺はいつ何時でも『先生』なのだ。

「なあ、牧野、竜胆って晴れた時にだけ花開くんだ。知ってたか?」
「あ、あの・・・ この頃毎日見ていたので気付いていました。」
「ああ、そうか。」

毎日庭の掃除をしている牧野だ。
気付かない訳がなかったか。

「竜胆は他の色の花もあるんだぜ。
紫とか白とか・・・、あと黄色もか。」

目をぱちぱちと瞬かせて俺の他愛のない話を懸命に聞いている。
この生真面目な女はいつだって、一言も聞き漏らさないようにと必死なんだ。

「そうなんですか・・・
他の色の竜胆を私は知りませんが、多分この青い竜胆が一番好きです。
とても綺麗だなあって思います。」

青。それは記憶を失くす前の牧野が好きだった色。
やっぱりお前は変わってないんだな・・・

俺を見上げて淡く笑った牧野は、そんな小さな微笑みひとつで俺の心臓を鷲掴みにしてる事なんか知りもしない。
胸にずくんと鋭い痛みが走った俺は、つい言葉に詰まった。
何もない振りをして、その痛みを何とかやり過ごしてからやっと口を開く。

「白いのも可憐でいいもんだぜ。
暇ならちょっと見に行くか?」

じっと俺の目を見つめて、ぱちりぱちりと瞬きしてから「はい。」と一言答えた牧野。
胸の中にさっきの痛みとは違う何かがじわりと広がる。
嬉しさなのか、愛しさなのか、それとも別の何かなのか、自分でも分からない。
でも確実に俺の心拍数は上がっていた。

車に乗せて行った先は、都の野草園。
そこを2人でゆっくりゆっくり歩いて見て回る。
これが恋人同士ならまるでデートのような。
でも俺と牧野はまるっきり違う距離感だ。
それでも腹の奥底で何かがふつふつと沸いているような感覚を抱えながら歩いてく。
ここは西門の庭とは全く趣の異なる庭園だった。
野草園という名の通り、作り込まれ過ぎず自然に近い形で草木が生い茂っている。
のんびりゆったりとした空気の中、草花を愛でつつ、小川のせせらぎや鳥や虫の声に耳を傾け、緊張を解いている牧野がいる。
そんな姿を見られることが、とても嬉しくて、細やかな幸せをもたらしてくれた。

「先生・・・」
「ん? なんだ?」
「秋って急に来るんですね。
私、夏から少しずつ涼しくなっていって、陽射しも眩しくて肌を射すようなものから、段々柔らかい光になるのかと思っていたけれど、急に涼しくなって驚いてしまいました。」
「ああ、正に『秋隣』だな。」
「あきとなり・・・ですか?」
「そうやって牧野が今話したように肌で感じる秋の予感の事。
それが秋隣だ。」
「・・・勉強になります。」

別に牧野に言葉を教えようと思った訳ではなかったけれど。
結果としてまた俺は『先生』の役を演じている。
自分で互いの間に越えられない垣根を作ってるなんて、本当に馬鹿馬鹿しい。
『先生』と呼ばれたくないのに。
かつての牧野の弾ける様な笑い顔が迫って来て、そして消えていく。
あの牧野はもういない。
きっと二度と戻らない。

段々と日が傾いてきてほんのり肌寒さを覚えた頃、野草園は閉演時間を迎えた。
邸に戻らなくたっていいだろう?と牧野を言いくるめて食事に連れ出す。
久し振りに訪れた老舗のフレンチの店は、佇まいが依然と全く変わらない。
変わらない事を美徳としているんだろうこの店は、その味も記憶のままだった。
一頻り食事を堪能し、俺は食後にコーヒーを、牧野にはハーブティーを出してもらう。
それを飲みながら、食事をしている時に気になった事をつい口にした。
牧野がフォークを扱う指先に違和感を感じていたのだ。

「左手の人差し指、どうかしたのか?」

フォークを持つ時に、牧野の左手の人差し指だけが柄に添わずに浮いていたから。
だけど深く考えずに気軽に疑問を口にした事をすぐに後悔する事になる。
返って来た答えはとても切ないものだった。

「申し訳ありません・・・ 今後気を付けます。」
「突き指でもしたのか? その人差し指だけ伸びているのは。」
「いえ、そうではないです。」
「じゃあ、なんだよ? 理由があるなら言ってみろ。」

牧野は視線を自分の指に落として、親指でそっと撫でている。

「・・・この指、第一関節から上がずっと痺れているんです。
事故の時の怪我が原因だと思うんですけれど。
爪のすぐ横にある傷痕に不意に何かが触れるとびりびりっとした痛みが走ったり。
なのにこうして指先を触っても感覚は鈍くて。
物に触れても、それが堅いのか柔らかいのか、熱いのか冷たいのか、すぐには分からないんです。
びりびりっとした感覚がいつ襲って来るか分からないから、身体が勝手に怖がって、人差し指を庇って物に触れないようにしてしまうんだと思います。
これからは気を付けますのでお許し下さい。」

牧野はそう言って頭を下げながら、右手で左手の人差し指をぎゅっと握り締めた。
俺の胸の中には水に墨を垂らしたかのように、暗くもやもやとしたものが広がっていく。

「今迄一言もそんな事言わなかったじゃねえか。」
「すみません・・・」
「謝れっていってるんじゃない。
ただ心配してるだけだ。」
「あ・・・ あの・・・
先生、私大丈夫です。
いつも痛い訳ではないので。」

これまでずっと指先の違和感を感じながら仕事をして、日々生活をして・・・
いやきっと、この指先だけじゃない。
身体中に沢山の傷を負ったんだ。
他にも痛む傷跡、上手く動かせない部分、指と同じ様に痺れが残るところなどがあるんだろう。
気付いてやれなかった事に後悔が生まれる。

「無理はするな。」
「はい。」
「あと、俺にはそういうのを隠すな。
隠されると余計に心配になる。」
「は・・・い。」

こうやって返事はしていても、きっと牧野は痛かったり辛かったりすることを俺には言わないだろう。
今迄だって一度も、自分から具合が悪いなんて言ってきたことはないんだから。

縮こまっている牧野を目にして、泣きたい程に胸が締め付けられた。
結局俺は牧野を見ているようで、ほんの僅かしか見ていないのかもしれない。
本当の事はちっとも分かってはいないのだ。
指を庇っているのにだって今の今迄気付かなかった。
頭を痛がっているのだって、あの鎌倉の宿で倒れ込んでいた時以外見た事はない。
きっといつも独りで様々な苦痛をやり過ごしているんだろう。

牧野を護り支えたいのに、何も出来ない自分が悔しくて。
背中が焼かれているような気がした。
氷のような冷たい焔で。


__________



わー!
またまた更新に時間が掛かってしまいました(;´Д`)
申し訳ありません!
『Call my name』の続き、やっと1話UPです。
もう誰も続きを待っていないかもしれない・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
でも書くけど(笑)

8月半ばから9月に掛けて、リアル拙宅の病人が入院するかしないかの瀬戸際でした。
結局入院はせずに、自宅で過ごせていたのですが、ホント綱渡りのような日々でした。
うーん、この病人はいつも綱渡りなんですけどね。
これから寒くなって来ると、更に感染症リスクも高まるので、またドキドキです。
少しでも早く特効薬と、安全なワクチンが開発されることを願ってやみません。

さてさて。ステイホームの夏が終わり、秋めいて来ましたね。
Go to・・・なんてやってていいのかよく分からないんですけれど。
管理人はこれからも基本ステイホームの日々です。
でもちょーっと閉塞感にやられてます。
皆様は如何お過ごしですか?
運動不足対策やストレス解消法、こんな事してるよ!っていうのあったら教えてください。


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Call my name side story -類の来訪-

「ねえ、牧野。」

柔らかな声に導かれて顔を上げた。
2人きりのお茶室は少し緊張してしまう。
透き通るような薄茶色の瞳が綺麗だな・・・と思った。
いつもつい見入ってしまう黒く煌く瞳とは違う美しさがあるから。
花沢さんの纏う空気はふんわりとしていて、一緒にいると夢の中にでも入り込んでしまったかのような、不思議な気持ちになる。

「今好きな人がいるの?」

唐突な質問にびっくりして、私は答えられなかった。
でも、急に心臓が拍動を早めた気がする。
何か言おうと思っても、口からは言葉が出てこなくて、目を瞬かせるばかり。
そんな私を見て、花沢さんは静かに微笑んだ。

「牧野、その人の事を好きになってはいけない・・・なんて思ってるんじゃない?
そんな事ないんだよ。
誰を好きになったっていいんだ。
好きになってはいけない人なんていない。
好きになるだけなら・・・ね。
その相手から同じように想いを返してもらいたいと望まないなら、どんな相手をどれだけ想おうと牧野の自由なんだ。」

花沢さんはそこで一度言葉を切って、視線をゆっくりと窓の外へと向けた。
私はそんな花沢さんをそっと見続け、息を潜めているだけだ。

「俺にもね、想ってる人がいる。
もう・・・ずっとその人の事だけを見詰めてきて・・・
でもその人は俺を見ないんだ。
別の誰かを想っているから。
それでも俺はその人が好きだし、好きでいることをやめようとは思わない。
ずっとその人を見守って行こうって決めてる。
そういう生き方もあるんだよ。
まあ、あんまり薦めはしないけど。」

そう言ってまた私の方に向き直り、花沢さんは一度だけふふふっと小さく声を出して表情を崩した。
そんな気持ちが届かない悲しい片想いをしている人とは思えない程に、柔らかく穏やかで満ち足りたような笑い顔に見える。

「ここにはさ、牧野の相談相手になりそうな人がいないだろうと思って。
ちょっとお節介な事言ってみたんだ。
俺はいつだって牧野の味方だし、友達だからね。」

花沢さんはいつも優しい。
どうしてこんなに優しいのか、不思議に思ってしまう程に。
いつの間にか乾き切っていた口を開いて、やっとの思いで一言だけ絞り出した。

「どうして・・・?」

どうして花沢さんはこんな事を言うんだろう?

「んー?
牧野を見てると、気付いちゃう事があるんだよ。
今鳩が豆鉄砲食らった顔してる。
あんたのそういう顔見るの久しぶり。」

私はこれ以上無いほどに戸惑っているのに、花沢さんは何だか楽しそうだ。

「でもどうかな。
俺とあんたは違うから。
同じ事にはならないのかもね。」

花沢さんと私。
違う事だらけで、共通点なんて何も見出せない。
男と女。
これまでの人生の記憶をちゃんと持っている人と何もかも忘れた私。
容姿が完璧なまでに美しい人と、地味な顔に傷だらけの身体の私。
生まれながらにしてあらゆる境遇に恵まれている人と、『ママ』を満足させられない程度にしか働けない私。
全てが違う。
私から見たら、何もかも不足なく持っているように見えるこの人に想われて、想いを返さない人がいるなんて、とても信じられない。
だって、花沢さんと一緒にいられたら、誰だって幸せになれるんだろうに。

「・・・花沢さんは苦しくはないんですか?」

花沢さんの胸の内を勝手に想像するだけで、私が苦しくなるから。
ついそう聞いてしまった。

「その苦しみも、人を好きになる事の一部だから。
楽しんでいるかもしれないなぁ。」

そう言われてみれば、花沢さんの表情は明るいし、薄茶色の瞳は楽しそうにキラキラと輝いているように見える。

「牧野は?」

「え・・・?」

「俺に苦しくないかって聞くんだもん。
牧野は苦しいって事でしょ?」

私が今胸に抱えているこの、息を詰まらせるような何かは、花沢さんの痛みと同じものなんだろうか?
それすら分からない。

「よく・・・分からないです。」

「そっか。
まあ、1人で抱え過ぎて、倒れたりしないでよ。
あんたはいつも頑張り過ぎちゃうから、それが心配。」

いつも・・・
いつもとは、いつの頃からの事なんだろう?
私の知らない『牧野つくし』はそういう人だったんだろうか?

「・・・大丈夫です。」

「あんたの大丈夫は、話半分に聞いておくよ。
あぁ、そろそろ時間切れなんだ。
俺、行かなくちゃ。
また日本に帰って来たら顔見にくる。
だからそれまで元気で。」

そう言ってふわっと微笑んで、花沢さんは去っていった。
夜、自室に戻って独りになって、花沢さんの話していた事を何度も何度も思い起こす。

『今好きな人がいるの?』

目を閉じて、瞼の裏に浮かんでくるのは1人だけ。
想うだけでざわざわと胸が騒ぐのは、息をするのが苦しくなるのは、あの人だけなんだと。
そう気付かされた。


__________



ずーっと停滞していた『Call my name 』ですが。
本編を書きあぐねているので、枝葉の部分をちょっと書いてみました。
類は何でもお見通し。
そして鈍感ちゃんは記憶が無くても鈍感ちゃん・・・という一場面です。
本編更新も頑張りたいです^^;

はあ。やっとお盆が終わりました。
これからは少しずつ時間が出来ると・・・いいなぁ。
皆様、如何お過ごしですか?
暑い夏ですねー。
この夏はステイホームという事で、北国にも帰らず、連日部屋の中で過ごしております(苦笑)

こんな停滞blogにも拘らず、お運び頂き、コメントや拍手を送って下さってありがとうございます(o^^o)
温かなお言葉や拍手に背中を押して頂いてます。
マイペースに頑張ります!


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伊達眼鏡の効能

仕事帰りに待ち合わせたレストランの奥のテーブル席。
眼鏡を掛けてる西門さんが涼しい顔して座ってた。
この頃外で会う時、西門さんの眼鏡率が高い。
目が悪い訳じゃない。
伊達眼鏡。

「ねえ、何で眼鏡かけてんの?
視力は問題ないって前言ってたよね?」

「あー、最近俺顔が売れ過ぎちまって。
外歩くと騒がれんだよ。
これかけとくと、近寄りがたい怜悧なオトコに見えるらしくて、ちょっとマシになるって訳。」

そう言って度の入っていないレンズ越しにニヤリと笑う、この男はタチが悪い。

「・・・サングラスの方が顔隠れるんじゃないの?」
「それが、サングラスかけると、俺の天性のオーラと相まって、余計にカッコよく見えちまうみたいで。
素顔同様女が寄って来ちまうんだよな。
あー、モテる男は辛いねえ。」

全然辛くなさそうにヘラヘラしてるところにイラっとする。
バーカ、バーカ、バーカ!
そしてこんな男に惚れてるあたしもバカ!

「ふうーん、タイヘンだねー。」

精一杯の嫌味を込めた言葉もあっさりスルーされた。

「まあ、今に始まった事じゃねえけど。
テレビ出る回数増えたせいもあるんだろな。」

そう。西門さんは今テレビにレギュラー番組がある。
他の番組にも番宣の為に呼ばれたりして。
今や茶道西門流の若宗匠は全国区。
ついでに『抱かれたい男ランキング』なんてのにもランクインしてる。
因みにF4の中で芸能人に混じってランクインしてるのは西門さんだけだ。
テレビの威力ってホント凄い。

右手の中指で、ちょっとズレた眼鏡のフレームを押し上げた。
そんな些細な仕草まで見入ってしまう、自分が恨めしい。
ちょっと首を傾げて、薄く笑いながらあたしを見てるこの男。
どうしてくれよう?と苦々しく思いながら睨み返したら・・・

「お前の考えてること、丸わかりだから。」

と、くくくと小さな笑い声を漏らす。

「な、何よ?
分かる訳ないじゃん、口にしてないのに。」

「お前の顔に書いてあんだよ。
『あー、あたしの彼氏ってばカッコいいなぁ。
こんなにカッコいいと、女の人がほっとかないからちょっと心配!』ってトコだろ?
だーいじょうぶだって。
俺はつくしちゃん一筋だから。」

「はあ?
何言っちゃってんの?
自惚れるのも大概にしなよね?」

「照れんな、照れんな。
分かってるって、素直になれないお前の事は、俺が一番。」

そう言ってまたニマニマ笑ってる。
「自信過剰男!」とばっさり切り捨てられないのもまた腹立たしい。
だって実際カッコいいし。
モテモテなんだろうし。
何であたしを選んでるのかよく分かんないし。

はぁ・・・と溜息を吐いたら、

「恋する乙女の溜息、いいねぇ、憂いがあって。
俺を想ってそんな溜息吐いちゃう程、つくしちゃんは俺のこと好きなんだもんなー?」

とか宣ってる。
ナントカに付ける薬はないのだ。
もう反論するのを諦めて、ミントの葉が浮かんでいるミネラルウォーターを一気飲みした。


食事して、送られて帰る車の中。
リアシートに2人並んで座っている。
今日の車は初めて乗せてもらう車種だ。
お邸には車なんていっぱいあるんだろうから・・・と深くは考えなかった。

あ、眼鏡外してる。
まあ、そうだよね。
ここなら人に騒がれることもないし・・・
伊達眼鏡なんて邪魔なだけだもんねえ。

外した眼鏡をケースに入れて、他所行きの顔から普段の顔に戻っていく。
眼鏡してる顔が嫌いって訳じゃないけど。
やっぱり素顔の方がしっくりくる。

「ん? どうした?」

横顔観察していたのがバレて、あたしは慌てて視線を他所へ逸らした。

「え? いや、別に・・・」

「やっぱりあたし、西門さんの事好きだなぁ・・・」

「言ってないでしょ、そんな事!」

ついムキになって答える。
そうすると逆に信憑性が出ちゃう事に気付いても後の祭り。

「言わなくても分かってるって。
俺も好きだよ、つくしちゃん。」

「ちょっと、やめてよ、車の中で・・・」

「前には聞こえてねえよ。
遮音性バッチリなんだぜ、このガラス。」

そう言って西門さんが何かのボタンを押した途端、透き通っていたガラスの仕切りが、一瞬でスモークガラスへと変化した。

「これで、視線も気にしなくて良くなった。
俺達、完全なる密室空間にいるってワケ。」

あ、ヤバい。
ろくな事にならない気がする・・・

身の危険を感じてちょっと距離を取ろうと、そっとシートを押して移動しようとしたけど時既に遅し。
気付いた時にはリアシートに押し倒されていた。
目の前には悪戯するのが楽しくて仕方ない!という風情で目をキラキラさせてる顔がある。
あっという間の出来事に呆気に取られて声も出ないあたしに、突然降って来た質問。

「何で眼鏡外したか分かるか?」
「へ?」

もう必要ないから外しただけでしょ?

そう言おうと思って口を開きかけた時、逆に唇を塞がれて・・・
一頻り貪られて、ぼーっとなってしまったあたしを見下ろしながらにたりと笑った西門さんがいた。

「こーいう事する為だって気付いてたんだろ?
あんなにまじまじと見詰めてくれちゃって。
ホントお前は顔に出すぎ。
期待に応えて、もっとしてやろうか?」

「そんなの頼んでないでしょー!」

つい叫んだ声も新たなキスに吸い取られ、あたしは頭の片隅で思うのだ。

ずーっと眼鏡して、すましておいてよ!
そうじゃないとあたし、身が持たないから!


__________



リハビリ4作目。
久々にバカップルを書いてみました。
伊達眼鏡総二郎は、神尾センセのTwitterやInstagramにUPされたイラストに萌え萌えして、イメージしたものです。
特に2017年10月3日のツイ画が好き(≧∇≦)
管理人はつくしよりも眼鏡総二郎Loverです。
総二郎が眼鏡を外す・・・って、何かのスイッチを入れるみたいな気がして、エロい、エロいよー!とか、1人で悶えてます(爆)
皆様はいかがですか?
素顔派?眼鏡派?サングラス派?


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