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Author:hortensia
花男にはまって幾星霜…
いつまで経っても、自分の中の花男Loveが治まりません。
コミックは類派!
二次は総二郎派!(笑)
総×つくメインですが、類×つく、あき×つくも、ちょっとずつUPしています!
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現在チャットルームを開放しています!

ちょっとご無沙汰してます、hortensiaです。
今晩は。
まあ、色々ありまして…
春は花粉とか、花粉とか、花粉とか(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
いや、それ以外にも色々とございまして、頑張れないでおりました。
そしていつも通り、ギリギリ告知でスミマセン。
明日、30日は類のお誕生日なのです。
なので、平日ですが今夜チャット会開催します。
また0時になったら皆様で「おめでとー!」と叫べたら嬉しいです。

今回もLINEのオープンチャット機能を使ってのチャットルームです。
(LINEされていない方、申し訳ないです・・・)
既に開放中ですが、管理人はいつでもINしている訳ではないので、チャット会まではしーんとしているかもしれません。
もし事前に覗かれたら、「チャット会来るよー!」と一言残していって頂けると嬉しいです。

リンクはコチラ!
↓↓↓↓↓
オープンチャット
花沢類生誕祭2023

QRコード
↓↓↓↓↓



LINEのオープンチャットを検索から探す時は、LINEのホーム画面の「サービス」の中に「オープンチャット」があります。
これを選択して頂くと検索バーが一番上に出ますので、そこに「花沢類」と入力して検索して下さい。
すると「花沢類生誕祭2023」というお部屋が見えます。
類のお顔のアイコンをタップしてご参加下さい。
チャットルームで名乗って頂くニックネームはLINEアカウントとは違うものでOKですので、普段使ってるアカウントがバレちゃう!といった事はありません。
お気楽に遊びに来て下さいね♪

生誕記念チャット会は本日3月29日(水)の23:00からスタート。
終了は翌3月30日(木)の1:00を予定しております。
平日開催で申し訳ないですが、一言だけでもお祝いしに来ていただけたら嬉しいです。
管理人は今晩23時にチャットルームでお待ちしております。
一緒におめでとうと叫びましょー!

チャットルームは30日(木)の23:59まで開放予定ですので、チャット会以外のお時間でもお気軽に類へのお祝いメッセージを残していってくださいね。


hortensia


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最新更新情報とお知らせ

最新のお話は
」(3/7更新)
です。

コメントへのお返事、滞っていて申し訳ないです。
もう少々お時間をください・・・
皆様のお声が、管理人の妄想の支えです。
こんな不甲斐無い管理人ではございますが、どうぞ宜しくお願いします<(_ _)>

間遠な更新の拙宅ですが、気長にお待ち下さり、過去のお話たちもいっぱい愛でて頂いて嬉しいです♪
拍手ボタンや、ランキングボタンをポチっとして頂いた方も有り難うございます。
皆様の優しさに背中を押されております!


次のアクセスカウンターのキリ番は7777777番を予定しています。
踏まれた方はご一報下さい♪
何かイイことあるかも?( *´艸`)

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牧野を腕の中に閉じ込める。
どこにも行かないように。
他の誰かが牧野の目に入らないように。
そう、俺の腕は柔らかな檻なんだ。
牧野を捕らえて逃さないようにする為の檻。
素直に抱き留められているこいつは、俺を見上げて、ふんわりと笑う。
そしてふっくらとした頬を俺の胸に添わせて、「こうしていると安心する。」と呟いた。
俺はちっとも安心なんか出来やしない。
こんな時間はいつこの手から零れ落ちてしまうか分からない。
檻の格子は隙間だらけで、今手にしている温もりは、ほんのひと時気を抜いただけでもするりとすり抜けてしまうかもしれない・・・という思いに苛まれてる。
牧野を抱き寄せているのに不安で手が震慄そうで。
確かな体温を感じているのに、背筋には冷たい感覚が走る。
幸せな筈なのに、身体中を針で刺されているかのような痛みに、瞼の裏がチカチカする。

「西門さん・・・?」
「・・・何だ?」

牧野が切なそうな目で俺を見上げて来た。

「ねえ、今夜は満月なんだよ。
知ってた?」

俺の胸に当てられていた掌が、いつの間にかきゅっと俺の服を握り込んでいる。
のんびりとした言葉とは裏腹に、視線も、手の動きも、必死に俺を求めているように感じられた。
牧野からそんな風に想われて嬉しくて、愛しくて。
その一方で胸がぐっと苦しくなる。

どうして俺は幸せだけに浸っていられないんだろう?
いつだって温かな気持ちは、ひやりとした危機感と背中合わせで。
愛しくて堪らない牧野を抱き締めてるのに、こいつを失くしてしまったらどうすりゃいい?って頭のどこかで考えてる。
口にはしないけど、きっとこいつも同じように思ってるんだろう。
そうじゃなきゃ、こんな切なそうな眼差しで俺を見上げてきたりしない筈だ。

「まだ寒いから窓開けて月見って訳にはいかないな。
月見団子とか食べたかったんだろ、つくしちゃんは?」

牧野の纏う切羽詰まった雰囲気を変えたくて、態とそんな言葉を掛けたのに、牧野はいつも通りに憤慨したりしない。
代わりに「ううん・・・」と小さく首を振って、もう一度俺の胸に顔を埋めてきた。

ああ、そうか。牧野も怖いんだ。
本当はこいつも俺と同じ気持ちでいる。
『安心する』だなんて言葉、自分に言い聞かせる暗示みたいなもので、本心では俺がいつか何処かに行っちまうかも・・・って思ってるから、こんな風に縋り付いてくるんだ。

改めてしっかりと力を込めて抱き締めて、互いの体温と鼓動を感じ合う。

「・・・もう少ししたら2人で桜を観に行こうな。」
「桜・・・?」
「そう。辺り一面に花びら舞い散らせて、地面を真っ白に染める桜の木。
観に行こうぜ。」
「うん、観たいな、そんな景色。」
「夏は温泉な。」
「夏なのに温泉?
冬に温泉じゃないの?」
「山の上に温泉宿があって。
そこの大きな窓から海が見える。
夜、その海に花火が上がるんだ。
それをお前に見せてやりたい。」
「へえ、それも素敵そう・・・。」

確かな未来を掴み取れない俺達の、小さな小さな約束。
そんな約束を繰り返して、明日への希望を繋いでく。
桜の花が咲く時も、海に花火が上がる時も、今日と同じく2人一緒にいられるように。
牧野を腕の檻に閉じ込めながら、そんな事を願う。

窓の外で輝く月の光が、今夜だけでも俺達と他の世界とを隔てる光の檻になればいいのに。
全ての憂いをその澄んだ輝きでかき消して。
俺には牧野だけ。
牧野には俺だけがいればいい。
他には何もいらないから。
何も望まないから。
朝が来るまで俺達をそっと見守っていてくれ。


_________



今日、3月7日は満月です。
満月にちなんだお話を何か…と考えて、こんな2人になりました。
ちょっと切なめ成分多め。
月の出は今日の夕方。
月の入りは明日の明け方。
一晩中、そっと2人の上に輝いてくれるはず。

花粉、すごいですね…
どこに行くにも柔らかティッシュ必携です。
花粉症の方、頑張りましょう!


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粉雪舞い降りる君の肩先 14

昨日もとい今朝牧野の部屋を出てから半日ぶりに顔を合わせた。
牧野はどこか気恥ずかしそうだ。
あまり俺と目を合わせてくれない。
昨夜いっぱい泣いてしまったことや、うっかり寝入ってしまったのを気にしているんだろうか。
そんなの、気にしなくていいのに。
そう思いながら車に乗せた。

「今日はどこに行くの、美作さん?」
「うーん、どこ行こうか?
昨日遠出したから、今日は近場がいいかな。
牧野はまた明日からはバイトなんだろうし。
あんまり疲れない方がいいだろ?」
「あ、何処か行きたい所がある訳じゃないんだ?
なんか、いつもきっちり決めてる美作さんっぽくない。」
「だって、ただ牧野と会いたいだけだから。
行き先なんてどこでもいいんだ。
どこか静かで、ゆっくり出来て、牧野と話せるところなら。
だから、うちの邸は却下な。
お袋も双子も煩いから。」
「う、うん・・・。」
「行き先は俺が決めていい?」
「ん、 お任せします・・・。」

運転していると、ちらりと盗み見る横顔しか見えなくて。
早く車を降りて、向かい合わせになりたいな・・・と思う。
結局、品川にある美作家御用達のホテルに行くことに決めた。
お袋と妹達も気に入っていて、時々家族で食事する。
そこなら景色のいい個室があって、牧野の喜ぶ顔が見れそうなスイーツが出てくるのを知っていた。

「え? ここって・・・」

案内されたスイートのリビングに入ってちょっと驚いている牧野が小声で聞いてくる。

「ここはホテルの客室で食事だけさせて貰えるんだよ。
家族でよく使うんだ。
これまでは双子も小さくて、食事する時も騒がしかったろ。
親父の『美味い物を食いたい、双子も一緒に連れて行きたいけれど、まだマナーを守れない。じゃあどうする?』っていうのを叶えてくれた店がここなんだ。」
「へぇ・・・、いつも連れて行ってくれる色んなお店も凄いけど・・・。
お食事の為だけにこんな広いお部屋使えるなんて凄いね。」
「プライベートが保たれて、ゆっくり出来て。
恥ずかしがり屋な牧野にもぴったりだろ。」
「・・・あたしの為にここにしてくれたの?」
「いいや、牧野と2人きりを思い切り堪能したい俺の為。」

そう言って微笑み掛けながら視線を送ると、牧野の頬が林檎のように真っ赤に色付く。

「もうっ! 贅沢過ぎ。」
「いいだろ、これくらい。
だって今日は初めて牧野と2人きりで過ごす、俺の誕生日なんだから。」
「お誕生日・・・?
え? 今日何日? 2月28日? 28日じゃん!
あー、もー、あたしってば、この前はあたしの誕生日、あんな風に祝ってもらったんだから、細やかでもあたしの精一杯で美作さんのお祝いさせてもらおうって思ってたのに!
この頃色んな事考え過ぎて忘れてたなんて!
ごめんなさいっ!」

さっきまで初々しく頬を赤く染めていた牧野は、今度は泣きそうに眉を八の字型に寄せた困り顔になった。
それについ笑いそうになるのを、ぐっと堪える。
だって牧野は真剣に困っているのだから。

「そんなの、今おめでとうって言ってくれたらいいだろ?」
「違うもん、そういう事じゃないの。
あたしに出来る事なんてたかが知れてるけど、それでも美作さんを全力でお祝いしようって思ってたのに・・・。」
「じゃあ牧野主催のバースデーは来週仕切り直ししよう。」
「・・・うん。」
「俺はダブルで嬉しいな。
今日は誕生日で牧野と一緒に過ごせて、来週は牧野にもう一度全力で誕生日を祝って貰えるなんて。」

ちょっと俯き加減になってしまった牧野にそう声を掛けても、まだ悲しそうな表情を浮かべてる。
そんなところも可愛いけれど、今はただただ笑顔になって欲しくて、「牧野。」と名前を呼んだ。
ぱちぱちと睫毛を瞬かせながら俺を見る。

「好きな子に2週にわたって祝ってもらえて、嬉しくない男がいると思う?」
「でも・・・。」

八の字眉は直らない。

「笑って。
牧野が俺に向かって笑ってくれたら、それが最高のプレゼントになる。」

そう言ったら笑うんじゃなくて、逆にもっと泣きそうにくしゃりと表情を崩した。

「もー、何で美作さんはそんなに優しいのよ・・・?」
「好きな子に優しくしたいのなんて普通だろ。」
「・・・あのさ、好きな子、好きな子、言わないで。
誰も聞いてなくても恥ずかしいよ。」
「ほらな、ここに来て正解だったろ。
恥ずかしがり屋の牧野つくしさん。」

文句を言いたげな唇がちょっとつんと尖って、それからちょっと溜息をふう・・・と吐き出してから、牧野はぱふんと苦笑いを溢した。

「もう・・・、美作さんには敵わないよ。」

敵わなくて当たり前だ。
だって俺はこんなにも牧野に心を掴まれている。
もし互いを想う気持ちを天秤にかけたら、一気に俺の方に傾くのだろう。
それだけ俺は牧野を強く深く想っているけれど、それに対して牧野の気持ちはまだあやふやなんじゃないだろうか。
今はまだそれでもいい。
一歩一歩、互いの心が近付いていければ。
いつの日か、牧野の凍り付いた感情を全て融かして、本当の意味で牧野の心が自由になった時、その心ごと牧野をしっかりと抱き締めたい。

苦笑いを浮かべていた牧野が一転、表情を明るく輝かせたのは、苺づくしのアフタヌーンティーのセットが運ばれて来たからだった。
上段は華やかなスイーツ、中段は温かな料理、下段はサンドイッチ。
籠に入った焼きたてのスコーンに、苺がグラスの底に宝石のように沈んでいるノンアルコールカクテルも、牧野と俺の前に並べられていく。
最後に香り高い紅茶がポットからティーカップへと注がれて、バトラーが部屋を出ていくと、目を丸くしている牧野は、テーブルの上の物と俺とを交互に見つめた。

「・・・これ、すごく素敵だね。」
「牧野の好みだろうと思って、こういうの。」

こくりと頷いて目を細める牧野が現れて、俺まで嬉しくなる。

「季節毎に違うアフタヌーンティーが用意されるんだけど、春は苺だな。」
「美味しそうなだけじゃなくて、見た目も可愛い物だらけだね。」

苺のマカロン、苺のムース、苺のミルフィーユ、苺のチーズケーキ、苺のミニパフェ。
スイーツは本当に苺だらけだ。
スコーンに添えられているのも、クロテッドクリームとストロベリージャム。
セイボリーのサンドイッチの中にも、苺のフルーツサンドがあるのが見える。

「食べるの勿体無いとか言うなよ。
美味しく食べてこその料理だからな。」
「そうだね、じゃあ美味しく頂こうか。」

はにかみ笑いを浮かべる牧野と苺のカクテルで乾杯する。

「お誕生日おめでとう、美作さん。」
「ありがとう、牧野。」

どれを口にしてもその度に感激して表情を崩す牧野を前にして、俺は綺麗に並べられた料理よりも、牧野を見詰めていたかった。
きっとまだこれはほんのスタートラインで、越えなくてはならない事は山程あるのかもしれないけれど、今はそれを忘れていたい。
俺はこの時、牧野を見ているだけで胸がいっぱいだった。


_________



何年掛けてここまでやって来たのかしら?と言うほどに時間掛かってる2人の話ですが。
あきらのお誕生日シーンをお誕生日当日にUP出来て良かったです。
ただ、これでハピエンとならない…
あとどのくらい書いたらこの話終わるの?笑
ラストシーンはもう書き終わっているので、そこに繋げられるようにコツコツと頑張ります!

あきらのお誕生日のお祝いに駆け付けて下さった方々、ありがとうございました。
いつも皆でお祝い出来て、嬉しい&楽しいです!


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