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hortensia

Author:hortensia
花男にはまって幾星霜…
いつまで経っても、自分の中の花男Loveが治まりません。
コミックは類派!
二次は総二郎派!(笑)
総×つくメインですが、類×つく、あき×つくも、ちょっとずつUPしています!
まず初めに「ご案内&パスワードについて」をお読み下さい。
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イタズラ? それとも… 1

「西門さん、お願い! 迎えに来て! 滋さんが放してくれない!」

牧野からのSOSのメール。
何やってんだ、あいつ。
今日は滋の家で、桜子と3人で食事するって言ってたけど。

怪訝に思いながら大河原の邸に来てみれば、大広間に通された。
そこは写真スタジオさながらの機材が持ち込まれ、プロのカメラマンがアシスタント数人を使いながら写真を撮影してる。
もちろん撮られているのは、牧野と滋と桜子。
だがその恰好が頂けない。
3人が着ているのは色違いのセクシーチャイナ服。
どこまで足を見せれば気が済むんだ?ってぐらい太股を露わにした超ミニ。
そんなミニ丈なのにスリットまで入ってるって。

何処の誰とも分からない男達にそんな姿見せてんじゃねえよ!

俺の中のイライラセンサーの針が一気に振り切れそうだ。
滋と桜子がどんな格好しようが一向に構わないが、牧野は別。
俺を認めた牧野が、半分泣きそうな縋り付くような目で、助けを求めてる。

「あ、ニッシーきたー! まだ撮影中だからちょっと待っててー!」

能天気な滋の声が響くが、待ってなんかやらねぇよ。

「おい、滋、牧野連れて帰るぞ。」
「え? だからもうちょっと待ってよ。この衣装での撮影、済んでないんだって。」
「もう充分だろ? この分じゃ相当楽しんだみたいだし。
ほら、牧野、さっさと着替えてこい。」

俺にぎろりと睨め付けられて、身体を縮こめた牧野。
「滋さんっ、ごめんねっ!」と小さく叫んで、走り去った。

「あーあ、折角3人でお揃いでオーダーした衣装だったのにぃ。
ニッシーの短気で2人になっちゃったじゃないのよ!」
「滋、コスプレなんて好きなだけやってもいいから、牧野を巻き込むな!」
「コスプレじゃないもん! 仮装だもん!
今日はハロウィンのコスチュームで写真集作るための撮影なんだからー。
そんなこと言ってると、ニッシーには写真集あげないぞ!」

写真集だぁ? 俺の預かり知らぬところで牧野がこんな写真を撮られるってだけでもイラっとするってのに。

「お前… そんな写真集作って、どうするつもりなんだ?」
「え? F4とT4に配る…でいいんじゃないの?」

滋のぶっ飛んだ発想にはいつも驚かされるが、今回ばかりは許しちゃおけねぇ。

「配るな、そんなもん。お前と桜子が持ってるだけで十分だろ!」
「西門さん、口うるさい事仰ってると、これ、花沢さんかNYの道明寺さんに差し上げてしまいますわよ。」

それまで沈黙を守ってた桜子が、扇子のように白いカード状の物を半円形に並べて、パタパタと揺らしながら、こちらに歩いてくる。
イラつきを載せた流し目を送ったって、こいつには何の効き目も無いことは分かっちゃいるけど、やらずにいられない。
素知らぬ顔して、まるでトランプの表を見せるように、手首を返して俺の目前に差し出したのは、牧野が色んなコスプレ衣装を纏って、恥ずかしそうにポーズを取らされてるポラロイド写真。
思わず無言で桜子の手からもぎり取る。
網タイツの小悪魔衣装、とんがり帽子のセクシー魔女っ子、ネズミの耳付けた赤ドットのフワフワワンピ、臍が見えてる白熊着ぐるみ、ピンクの折れ耳付けたバニーガール、黒のミニ丈ワンピにフリフリレースたっぷりのメイド服…

こんなもん、類にも司にもやれる訳ないだろう!

「ね、ニッシーはどれが好きー?
滋ちゃんはね、この魔女っ子つくしが飛び切りカワイイと思うんだけど。」

どれもこれも可愛いに決まってんだろ、俺の牧野は!
でもこれはどこの誰にも見せたくない!

「桜子のオススメはこちらですのよ。」

そう言いながらすっと出してきた最後の1枚は…
黒の猫耳カチューシャに、黒のチョーカー、黒のベアトップのミニ丈ワンピに黒のしっぽ。
黒猫牧野が手をグーにして猫ポーズを取ってる写真だった。
思わず「うっ…」と喉が詰まる。
これはめちゃくちゃ破壊力あり。
俺はコスプレなんて全く興味ないと思ってたのに、ぐっとくるものがある。
それに目ざとく気付いた桜子の目がキランと光る。
口元には悪魔の微笑み。

「私の見る目は確かでしょう、西門さん?」

認めたくはないが、この中じゃ一番そそるな、これが。
だんまりを決め込む俺をくすりと笑い、一つの紙袋を持ってきた。

「これ、先輩のお荷物です。お預けしますわ。」
「あぁ…」
「桜子ー! 2人で続き撮っちゃお!」
「はい、只今参ります。」

しゃなりしゃなりと歩き去る桜子の後姿を苦々しく思いながら見送っていると、いつの間にか隣に立っていた牧野に小突かれた。

「桜子の事、そんなヤラシイ目で見ちゃって… エロ門なんだからっ!」
「あーーー? 何言ってんだ、このバカ牧野っ! お前が迎えに来てって言ったから来てやったんだろうが。
俺はなぁ…」

お前にしか目に入んないんだよっ!と続けそうになって、既の所で口を噤んだ。
滋や桜子の前で態々聞かせる事もない。

「帰るぞ! 滋! 牧野の写真、絶対人目に晒すなよっ!」

そう言い捨て、踵を返してドアへと向かう。
滋と桜子に短い挨拶をして、牧野が俺を追いかけてくる。

ったく、何してくれちゃってんだよ、滋と桜子は。
そして言われるがままになってたこのバカ女も許しがたい。
俺以外の男の前で、こんな姿でポーズ取ったりしやがって。

ポケットの中に仕舞いこんだポラロイド写真。
指先が写真に触れるだけで、さっきの牧野の悩ましげな姿がちらちらして。
胸の中にもやもやが溜まってく。


__________


ハロウィンって、こういうことするための行事じゃないですよねー(苦笑)
そう、でも拙宅ではこんなおバカなことに。
次回は久々にアイツ、呼び出しますか!?
相当頑張らないと書けないな…
えっとね、左肩が激痛で上げられないんですよ。
これって所謂四十肩ってやつですかね…?
もう踏んだり蹴ったり…


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イタズラ? それとも… 2

牧野が無言でハンドルを握る俺の顔色を窺ってる。

「西門さん… あの… ごめんね、急に呼び出したりして…」

このバカ女は、俺が不機嫌なのを、アシにされてることだと勘違いしてんのか?

「別に… 迎えに来てやるのなんて、何て事ねぇよ。」
「…う、うん。でもありがと…」

そう言ってまたびくびくしながらこっちを見てる。
俺は意地でもそっち向いてやらねぇからな!

「あ…のさ、怒ってるの…?」
「別に。」
「だって全然こっち向いてくんない。」
「俺は車を運転してんだよ。」
「だけど…」

また唇とんがらせてんのか?
ホントは見たいけど見てやらねぇ。

「お前、今日滋たちと食事するって言ってなかったっけ?」
「そう。滋さんにはハロウィンだからT4で集まって食事しようって言われてて。
優紀は彼氏とハロウィンパーティに行く予定があって来られないから、3人でって。
てっきり南瓜料理が出てくるお食事会なんだと思って行ったら、あんなことになってたんだよ。
滋さん、サプライズ好きだから、あたしを驚かせようとしたみたい…」
「で、言われるがままに、コスプレして写真撮られまくってたって訳か?」
「言われるままじゃないもん! ちゃんと抵抗したけど…」
「結局あいつらの言いなりなんだろ。」

滋のハンパない行動力と桜子の悪知恵にかかりゃ、牧野の抵抗なんか何にもならないだろうな。
2人にあれこれ言いくるめられて、まんまとあいつらの思う壺に嵌ったって訳だ。

ちらっと横目で助手席を見れば、小さい握り拳が自分の服の端をぎゅっと握りしめてるのが目に入る。

「だって…」

だってじゃねぇよ!

「あんな服着て写真撮られて恥ずかしくねぇの?」
「あんな服って… 見たのっ?」
「さっき見ただろ、あの丈の短いチャイナ服。」
「…恥ずかしかったに決まってるでしょ!
幾ら嫌だって言っても、2人とも全然言う事聞いてくれないんだもん!
スタイリストさんだとか、ヘアメイクさんまで3人ずつ呼んじゃって、断りにくくなってるし…
あたしのサイズに合わせて作ったオーダー品だから、つくししか着れない!とか言うし。
それに3人一緒だから大丈夫!とか言うんだもん…。」

きっと今、茹蛸状態だろ、お前。

「さっきの写真で写真集作って、司や類にもばら撒くって言ってたぞ、滋。」
「え? ヤダ! 絶対ダメ! あたし、滋さんにダメって言う!」
「ふーん、司や類には見せらんないような写真撮ったんだ、お前。」
「違うのっ! だって、さっきの写真は…」
「さっきの写真は?」
「……」

今度はだんまりかよ。
あー、もうイライラする。
この胸の中で増殖していく得体の知れないイヤーな気分は、どうすりゃいいんだ?

そうこうしているうちに、車は牧野の部屋の近くまで戻ってきた。
車をパーキングに停めて、牧野を降ろす。

「ありがと、西門さん…」

弱々しい声でお礼を呟いて、また俺の横顔を見つめて。
しばらくしてそっとドアを閉めた。
返事もせずに、そっぽを向いてたけど、居た堪れなくなって、深い溜息を一つ吐きつつ車を降りた。
桜子に持たされた紙袋を引っ掴んで、ドアをバタンと閉める。
その音に振り返った牧野と目が合った。

暗闇でも耀く、しっとりとした黒い大きな瞳。
俺はその目に弱いんだよ。

「ほら、行くぞ。」

牧野を追い越し、スタスタと歩き出すと、慌てた足音が俺を追い掛けてきた。
牧野の部屋に入って、ソファにどかりと腰を落とす。

「あ、あの、お茶入れるね? それともコーヒーがいい?」
「いいから、ちょっとこっち来いよ。」
「え?」
「いいから来いって。」

スリッパの音をぱたりぱたりとさせながら、牧野が近づいてくる。
俺の前に立った時、両手をぐいと引っ張って、俺の胸に抱き込んだ。
バランスを崩して、されるがままの牧野を俺の膝に乗せて、耳元に囁く。

「お前、他の男の前で、あんな格好するなよ。」
「ごめん… でも、滋さんと桜子だよ? 2人とも私より派手だったし…」
「違ぇよ! 男もいただろ、カメラマンとか、その周りの奴とか。」
「あ… あたしもヤだったんだけどさ…
2人が西門さんの為だって言うから…」

そう言いつつ俺のシャツをきゅっと握ってくる。
お前のそういう無意識にやってる仕草が、俺を煽るんだよ。

「俺の為って何だ?」
「付き合って時間が経つと新鮮味が無くなるとか…
あたしの貧弱ボディじゃ、西門さんは飽きちゃうから、多少の味付けは必要だとか…
これでもう一度ニッシーの心を掴むのよ!とか、2人が色々言うんだもん。」

余計なお世話だっつーの。
俺にはそんなもん必要ねぇ。
牧野は何時だって、そこにいてくれるだけでいい。
一生飽きることなんかないだろ。
俺はそれだけこいつに夢中なんだから。

「ふうん… で、俺の為にって頑張っちゃったんだ、つくしちゃんは。」

そう言いながら、ポケットから探り出した写真を、ソファにばらばらと放り出す。

「ぎゃっ!」

それを認めた牧野が慌てて飛び付き、掻き集めた。
振り返って俺をきっと睨んでる。

「何でこんなの持ってるのっ?」
「桜子がくれたぜ。」
「あの子は…、もうっ!」

顔真っ赤にしたってもう遅ぇよ。
見ちまったんだから、後の祭り。

ソファから飛び降りて、その写真を何処かに持って行こうとして、足元に置かれていた紙袋に蹴つまずいた。
中身が床に広がる。

あれは… 黒い猫耳か?

「何これっ?」

慌てた牧野が袋の中を改めてる。

「桜子がお前の荷物だからって俺に持たせた。」
「もー、信じらんないっ!」

床にぺたりと座り込んで、友の悪事を嘆いてる牧野。
桜子の策略に乗せられんのは悔しいけど、あの黒猫牧野とご対面といきますかね。

くすりと笑いを零した後に、あの言葉を口にした。


__________


あ、アイドリングで終わっちゃったf^_^;
じゃ、次回!
次回、満を持してご登壇と言うことでお許しを。
でももう病院着いちゃったんだよ。
病院とヤツ、相性悪いの。
頑張るけど次回の更新は未定でーす。
呼び出す為の応援、宜しくお願いします。


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イタズラ? それとも… 3

「Trick or Treat!」
「えっ?」
「だから、今日はハロウィンだろ。Trick or Treat! だって。」
「…西門さん、甘い物なんか食べないでしょ。」
「Treatって別に甘い物とか菓子とかって意味じゃねぇだろ。
もてなしとかご馳走とか、そっちの方が正しい意味だ。
つくしちゃん、俺をもてなしてよ。じゃないとイタズラしちまうぜ。」

片方だけの口角を上げて、薄く笑いかけてやると、どこか怯えた表情でこっちを見てる。

「何、その脅し…」
「脅しじゃねぇよ。ハロウィンの夜を楽しもうぜって言ってんの。
さあ、何してくれる?」
「何って… 何の用意もないよ。今日会う予定も無かったし…」
「じゃ、俺からリクエストしてもいいよな?
その袋の中身に着替えて、俺の前でポーズをとるってのはどうだ?」
「や、やだっ! 絶対ヤダっ!」

紙袋を腕の中で力任せに抱き締めて皺くちゃにしながら、首をぶんぶん横に振ってる。
ま、予想通りだけど。

「何でだよ? 俺の為に着たんだろ、その服。
じゃ、今ここで着たって俺の為じゃね?」
「無理っ! 写真で見られるのと、直に見られるのは違うでしょっ!」
「じゃ、イタズラしちまおっかなー?」
「い、イタズラって…?」
「ん? 今お前が考えてる通りのことじゃねえの?」

牧野の頰が一気に紅く染まる。

ったく、一体どれだけの時間を重ねれば、初心で奥手な鉄パン処女みたいな反応しなくなるんだ?
もう俺逹、あーんなコトや、こーんなコトも散々して来ちまったのに。

「んー? どうする、つくしちゃん?
イタズラ? それともオモテナシ?」
「でもっ… 恥ずかしいよぉ…」
「さっきは知らない男がいる前で着たんだろ?
それなら俺にも見せてくれたってバチは当たらないんじゃね?」
「………ちょっとだけだよ? そしたら変な事しないって約束してよねっ?」

変な事ねぇ。
俺がお前を愛するのって、別に変な事じゃねぇだろ。
見解の相違ってヤツか?

「何? やっとその気になった?」

ふっと笑いを滲ませながら、真っ赤な顔した牧野と目線を合わせれば、情けない顔でこっちを睨みつけてくる。

「着替えてるとこ、絶対覗かないでよっ!」

そう言って寝室に消えてった。
しばらくしても一向に出て来ないから、しびれを切らして、「牧野、入るぞ?」と声を掛けながらドアを開けると、そこには部屋の間接照明に浮かび上がった黒猫牧野。
「きゃー!」と叫んで、ベッドの向こう側にしゃがみ込んだ。
猫耳が隠れきれずにぴょこんと飛び出してるのが可笑しい。

「もう着てるんだろ? 見せてみろよ。」

ベッドに腹這いになって、片手で頬杖を突きつつ声を掛ける。

「ね、絶対笑わないでよっ?」
「はいはい、分かった。」
「馬鹿にもしないでよっ?」
「分かったって。」
「からかわないでよ?」
「しつけぇな、分かったって!」

そろりそろりと顔が現れた。
赤い頰に潤んだ瞳。そして猫耳。

おい、可愛いじゃん。

次に剥き出しの肩、黒のワンピースに包まれたボディが見えてくる。
牧野の細身にぴたりと貼りつくようなデザインが、妙にエロくて。
ちょっと心臓がとくとく言い出す。

「ね、もうこれでいいでしょ?」

恥ずかしそうに俯きながら聞いてくる。
床に膝立ちになってるんであろう牧野。
ここからはウエストライン位迄しか見えてない。

「猫っつったら尻尾だろ? 立ってみろよ。」

ニヤニヤしながら見物している俺をまた睨むけど、お前のそんな仕草さえ、俺からしたら可愛く見えちまうって事、分かんねえのか?

ゆっくり立ち上がって、後ろ姿をこちらに見せて、首だけ振り返った。

「ほら、見えた?」

彼氏にコスプレ姿晒すなんて、ちょっとしたプレイだよな。

そう思ったらくすくす笑いが止まらなくなり、思わず口元を手で隠す。

「あー、笑った!
笑わないって約束だったのにっ!」
「笑ってねえ。」

そう言いつつも肩が震える。

「絶対笑ってるもんっ! もうお終いっ!
着替えるから出てってよお!」
「まあまあ、そう言わずに。
よく見せてみろよ?」

身体を起こし、ぷりぷり怒る牧野に手を伸ばして、ベッドの上に引っ張りあげる。
むくれながら、ワンピースの裾が捲れないように手で押さえ付けてるけど、そんな短い丈じゃ、太腿が丸見えだ。
長い髪をひと束指にくるりと巻き付け、くいくいっと引っ張った。
とんがり唇でお怒りを表す黒猫がこちらを向く。

「可愛いって。」
「ぇ…?」
「可愛いよ、俺の黒猫。」
「……」
「ニャアって鳴いてみ?」
「やだよ。」

顎を指で持ち上げて。

「ほら、ニャア。」
「い、や、だ。」
「強情っぱりだな、この猫。」

ぷいと横を向いた黒猫。
そういう事されると、鳴かせたくなるもんだぜ。

露わになってる白い肩をぺろりと舐めた。

「ひゃっ!」

じゃあもっと。

逃げられない様に両の手をベッドに押さえ付けて。
肌が見えてるところをすうっと唇でなぞってく。

「やぁんっ!」

牧野の吐息に色が付く。

「ほら、鳴いてみ?」
「変な事しないんじゃなかったのっ?」
「変な事じゃねえもん。
俺の黒猫、可愛がってるだけだろ?」

喉をくすぐる代わりに、舌を這わせた。


__________


あっれー?
おっかしーなー?
呼び出したけど、本格始動せず。
久々の登場で、どうもエンジン冷えてたみたい。
お待ちになってる方々、スミマセン!
決して詐欺を働こうと思ってやってるのではありません!
これでも頑張ってるんですぅ。
でもって、前・中・後編と3話で終わらす予定だったのに、終わってないじゃん?
ハロウィンはもう終わったし。
困ったね。
お願い、怒んないでね?←可愛く言ってみた!
次こそはパス付くよっ!


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