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花男にはまって幾星霜…
いつまで経っても、自分の中の花男Loveが治まりません。
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答えはYESのみ? 中編

どうしてこうなったの?

何故だか美作さんがあたしの部屋にいて、今、目の前で紅茶を入れてくれている。
狭いワンルームに漂う優雅な香りと美作さんという存在に大いなる違和感。

「はい、どうぞ。」

「あ、ありがと。」

サーブしてくれた紅茶を一口飲むと、香り高い紅茶の他に、爽やかな柑橘系の香りが鼻に抜ける。

「美味しい・・・」

「ああ、牧野の好みだろ、これ。
矢車菊がブレンドされてるんだ。」

「美作さんが選んでくれるものに間違いはないよね。
ありがと。美味しく頂くね。」

あ、また『優しいお兄ちゃま攻撃』の気配。
紅茶を飲んでるあたしを流し目で見ながら、口元が綻んでる。
攻撃を受ける前に何かせねば!

「今日帰ってきたんでしょ。疲れてない?
早く帰らないと、双子ちゃんもおば様もお待ちなんじゃないの?」

「あぁ、大丈夫。飛行機の中で寝てきたし。
家にはあと2~3日はいられるから問題ないよ。」

んー、追い返す作戦は失敗か?
後は、後は・・・

「ごっ、ご飯! 晩ご飯食べなきゃだよね?
ウチ、冷蔵庫空っぽ! 何もおもてなし出来ないしさ。
久しぶりにお家のシェフのご飯を食べたら? 懐かしいでしょ。」

「じゃあ、飯は話が終わったら、一緒にどこかに食いに行こう。
お前が食べたいって言うならなら、一緒にウチに帰ってもいいけど。」

そう来たかっ。
後は、後は、後は・・・ 思いつかないーーーー!

「牧野。」

ん? なんか真面目なお顔?

「はいっ?」

「一緒にロンドンに来てくれないか?」

今なんて言った?
イッショニろんどんニキテクレナイカ?
誰が? 誰と一緒に?

「だから、牧野が俺と一緒にロンドンに。」

んんんんん? 美作さん、頭おかしくなっちゃったの?
大丈夫かしら?
どっか打ったりしたんじゃない?

「あぁ、大丈夫。どこもおかしくないよ。痛くもない。」

いや、そんなこと言う人、おかしいに決まってるでしょ。
あたしは日本の東京で会社員してる一般庶民なんだから、気軽にイギリスのロンドンなんか行けないっつーの。

「お前なぁ、言っとくけど、それ、全部聞こえてるからな。」

真面目な顔したかと思ったら一変。
くすくす笑ってるし。

「へっ?」

「だから、お前、思った事全部口に出してるの。
面白いから俺はいいけど。」

「えぇっ? 聞こえてた?」

「あぁ、全部聞こえてる。」

今度は盛大に肩を揺らして、ぶくくくくと笑ってる。

あたし、またやっちゃった?
頭の中丸見え、思考だだ漏れ。
あーでも、今はそのこと考えらんない。

「あのね、美作さん、話がちっとも見えないんだけど。」

「お前、俺の話、聞いてないの?」

なんだかちょっと責めるような目つきでこちらを見るけど、それ、何の演技ですか?

「いーや、聞いてたけど分からないって言ってるの!」

一つふーっと溜息をついた美作さんは、人の頭をぽんぽんしながら

「全く、牧野は。」

なんて言ってる。
その頭ぽんぽんも『優しいお兄ちゃま攻撃』ですからねっ。

「じゃ、もう一回言うからな。
俺と一緒にロンドンに来てくれ、牧野。」

「あたしが、美作さんと、ロンドン?
何しに? 会社そんなに休めないよ?」

「うん、そうなんだよな。会社、辞めなくちゃいけなくなるよな。
それは申し訳ないと思ってる。
一所懸命に就活して、やっと入った会社、1年ちょっとで辞めろって、酷い事言ってるなって分かってるけど。」

なんだか苦りきった口調の美作さんだけど、どこか楽しそうでもある。
なんじゃこりゃ?

「あたし、会社、辞めるの?」

「うん、ロンドン行くにはそうするしかないだろ?」

会社辞めて、美作さんとロンドン。
なんで? あたしに何をさせたい訳?
全然ワカラナイ。
思わず、首が右にかこっ、今度は左にかこっ。
傾げてみてもワカラナイ。


__________



お土産の紅茶は「BLUE OF LONDON」です。
ベタすぎたかな?(笑)
アールグレイにベルガモットの香りが付いて、矢車菊がブレンドされています。
大好きな紅茶のひとつです。
似た感じのものに「LADY GREY」がありますよね。
「BLUE OF LONDON」を切らした時には、「LADY GREY」を飲んでます。


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