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Author:hortensia
花男にはまって幾星霜…
いつまで経っても、自分の中の花男Loveが治まりません。
コミックは類派!
二次は総二郎派!(笑)
総×つくメインですが、類×つく、あき×つくも、ちょっとずつUPしています!
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伊達眼鏡の効能

仕事帰りに待ち合わせたレストランの奥のテーブル席。
眼鏡を掛けてる西門さんが涼しい顔して座ってた。
この頃外で会う時、西門さんの眼鏡率が高い。
目が悪い訳じゃない。
伊達眼鏡。

「ねえ、何で眼鏡かけてんの?
視力は問題ないって前言ってたよね?」

「あー、最近俺顔が売れ過ぎちまって。
外歩くと騒がれんだよ。
これかけとくと、近寄りがたい怜悧なオトコに見えるらしくて、ちょっとマシになるって訳。」

そう言って度の入っていないレンズ越しにニヤリと笑う、この男はタチが悪い。

「・・・サングラスの方が顔隠れるんじゃないの?」
「それが、サングラスかけると、俺の天性のオーラと相まって、余計にカッコよく見えちまうみたいで。
素顔同様女が寄って来ちまうんだよな。
あー、モテる男は辛いねえ。」

全然辛くなさそうにヘラヘラしてるところにイラっとする。
バーカ、バーカ、バーカ!
そしてこんな男に惚れてるあたしもバカ!

「ふうーん、タイヘンだねー。」

精一杯の嫌味を込めた言葉もあっさりスルーされた。

「まあ、今に始まった事じゃねえけど。
テレビ出る回数増えたせいもあるんだろな。」

そう。西門さんは今テレビにレギュラー番組がある。
他の番組にも番宣の為に呼ばれたりして。
今や茶道西門流の若宗匠は全国区。
ついでに『抱かれたい男ランキング』なんてのにもランクインしてる。
因みにF4の中で芸能人に混じってランクインしてるのは西門さんだけだ。
テレビの威力ってホント凄い。

右手の中指で、ちょっとズレた眼鏡のフレームを押し上げた。
そんな些細な仕草まで見入ってしまう、自分が恨めしい。
ちょっと首を傾げて、薄く笑いながらあたしを見てるこの男。
どうしてくれよう?と苦々しく思いながら睨み返したら・・・

「お前の考えてること、丸わかりだから。」

と、くくくと小さな笑い声を漏らす。

「な、何よ?
分かる訳ないじゃん、口にしてないのに。」

「お前の顔に書いてあんだよ。
『あー、あたしの彼氏ってばカッコいいなぁ。
こんなにカッコいいと、女の人がほっとかないからちょっと心配!』ってトコだろ?
だーいじょうぶだって。
俺はつくしちゃん一筋だから。」

「はあ?
何言っちゃってんの?
自惚れるのも大概にしなよね?」

「照れんな、照れんな。
分かってるって、素直になれないお前の事は、俺が一番。」

そう言ってまたニマニマ笑ってる。
「自信過剰男!」とばっさり切り捨てられないのもまた腹立たしい。
だって実際カッコいいし。
モテモテなんだろうし。
何であたしを選んでるのかよく分かんないし。

はぁ・・・と溜息を吐いたら、

「恋する乙女の溜息、いいねぇ、憂いがあって。
俺を想ってそんな溜息吐いちゃう程、つくしちゃんは俺のこと好きなんだもんなー?」

とか宣ってる。
ナントカに付ける薬はないのだ。
もう反論するのを諦めて、ミントの葉が浮かんでいるミネラルウォーターを一気飲みした。


食事して、送られて帰る車の中。
リアシートに2人並んで座っている。
今日の車は初めて乗せてもらう車種だ。
お邸には車なんていっぱいあるんだろうから・・・と深くは考えなかった。

あ、眼鏡外してる。
まあ、そうだよね。
ここなら人に騒がれることもないし・・・
伊達眼鏡なんて邪魔なだけだもんねえ。

外した眼鏡をケースに入れて、他所行きの顔から普段の顔に戻っていく。
眼鏡してる顔が嫌いって訳じゃないけど。
やっぱり素顔の方がしっくりくる。

「ん? どうした?」

横顔観察していたのがバレて、あたしは慌てて視線を他所へ逸らした。

「え? いや、別に・・・」

「やっぱりあたし、西門さんの事好きだなぁ・・・」

「言ってないでしょ、そんな事!」

ついムキになって答える。
そうすると逆に信憑性が出ちゃう事に気付いても後の祭り。

「言わなくても分かってるって。
俺も好きだよ、つくしちゃん。」

「ちょっと、やめてよ、車の中で・・・」

「前には聞こえてねえよ。
遮音性バッチリなんだぜ、このガラス。」

そう言って西門さんが何かのボタンを押した途端、透き通っていたガラスの仕切りが、一瞬でスモークガラスへと変化した。

「これで、視線も気にしなくて良くなった。
俺達、完全なる密室空間にいるってワケ。」

あ、ヤバい。
ろくな事にならない気がする・・・

身の危険を感じてちょっと距離を取ろうと、そっとシートを押して移動しようとしたけど時既に遅し。
気付いた時にはリアシートに押し倒されていた。
目の前には悪戯するのが楽しくて仕方ない!という風情で目をキラキラさせてる顔がある。
あっという間の出来事に呆気に取られて声も出ないあたしに、突然降って来た質問。

「何で眼鏡外したか分かるか?」
「へ?」

もう必要ないから外しただけでしょ?

そう言おうと思って口を開きかけた時、逆に唇を塞がれて・・・
一頻り貪られて、ぼーっとなってしまったあたしを見下ろしながらにたりと笑った西門さんがいた。

「こーいう事する為だって気付いてたんだろ?
あんなにまじまじと見詰めてくれちゃって。
ホントお前は顔に出すぎ。
期待に応えて、もっとしてやろうか?」

「そんなの頼んでないでしょー!」

つい叫んだ声も新たなキスに吸い取られ、あたしは頭の片隅で思うのだ。

ずーっと眼鏡して、すましておいてよ!
そうじゃないとあたし、身が持たないから!


__________



リハビリ4作目。
久々にバカップルを書いてみました。
伊達眼鏡総二郎は、神尾センセのTwitterやInstagramにUPされたイラストに萌え萌えして、イメージしたものです。
特に2017年10月3日のツイ画が好き(≧∇≦)
管理人はつくしよりも眼鏡総二郎Loverです。
総二郎が眼鏡を外す・・・って、何かのスイッチを入れるみたいな気がして、エロい、エロいよー!とか、1人で悶えてます(爆)
皆様はいかがですか?
素顔派?眼鏡派?サングラス派?


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テーマ:二次創作:小説
ジャンル:小説・文学

Comment

おおいぬのふぐり様

いつも有り難うございます!
眼鏡を外す=スイッチ切り替え…みたいなね。
裸眼でロックオン!みたいなね(笑)
そんなイメージで。
楽しんで頂けて良かったです。
また宜しくお願いします!
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